せん妄【せんもう】
せん妄とは? せん妄とは、意識混濁があり、とくに意識の明るさに著しい動揺がみられ、かつ妄覚(錯覚、幻覚)、精神運動興奮、運動不穏などが加わり、ときに支離滅裂な独り言や行動がみられる状態をいいます。 典型的な例として、アルコール精神病の振戦せん妄にみられるもので、多数のヘビ、ネズミその他小ざい虫類がはい回る、自分を追いかけてくるというもの、壁のシミが人の顔に見え笑い出す、額縁に入った絵が動きだすなどと訴えます。 触覚的なもの(腹の中を虫がはうなど)が訴えることもありまする。 連想は支離滅裂で、良識、見当識、記銘、記憶、判断なども障害されます。 原因としては、外因性疾患、たとえば高熱を伴う伝染性疾患(高熱を伴うものを熱性せん妄といいます。小児と老人に多い)、中毒性疾患(アルコール中毒の振戦せん妄、四エチル鉛中毒など)、脳器質性疾患(脳炎,脳動脈硬化症など)などが挙げられます。 老年の精神障害では夜間せん妄がみられることがあります。 また、近年、せん妄という言葉を意識障害とほとんど同義に用いることもあります。
受診を考えるめやす 話しかけても、ぼんやりしていたり、日付や場所が分からなかったり、昨夜の騒ぎを忘れているとき、早めの受診が回復を早めます。 認知症だと思い込むこともありますが、せん妄は急に起こって、時間に伴って症状が動きます。 認知症はゆっくり発症して、一日のあいだで変化は少ないものです。 医師でさえ、認知症と見立ててしまうことがあります
■注意事項
・少しでもこころやからだに異常や不安を感じたら、迷わず病院に行くことをオススメします。
・医薬品は、医師・薬剤師の指示に従い、個人の責任においてご使用ください。
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