摂食障害【せっしょくしょうがい】
摂食障害とは? ダイエットを始めてもたいてい人はある程度のところまで続けつと挫折したり、ダイエット方法を食事と運動と併用した方法に切り替えたりするものです。 ところが、食事を制限するダイエットが極端に進みすぎ、食べ物をほとんど受け付けなくなってしまう場合があります。 食べても下剤や利尿剤を乱用したり、口の中に指をいれて無理やり吐いてしまいます。 これが拒食症(神経性無食欲症:アノレキシア)です。 外見では病的にやせているため、周囲の人に「やせている」といわれても、「やせなければ」という強迫的な思いを振り払うことができないまま、拒食を続けます。 一方で異常に食欲が亢進し、一度に大量の食べ物を食べるのが過食症(神経性大食症:ブリミア)です。 拒食症と過食症を総称して摂食障害とよび、10代後半〜20代後半までの比較的若い女性に多く見られますが、最近では男性や中高年の症例もときどき見られます。 摂食障害は、まれに拒食症のみ、過食症のみのケースもありますが、ほとんどは拒食症が続いたと過食症というようにセットで現われます。 きっかけの多くはダイエットですが、発育の背景には複雑な心理的問題が絡んでいることも少なくありません。
受診を考えるめやす 拒食症では空腹感もなく「自分は太っている」という認識があるため、自発的な受診は難しく、周囲が気づいて受診させることがほとんどです。 しかし治療に対しての抵抗が強いため、受診させるまでには根気よく説得する必要があります。 一方の過食症では、いらいら、ゆううつ、自己嫌悪といった自覚があり「下剤など薬剤の乱用は悪いこと」という認識があるのに過食がやめられないことで、患者さん自身は大変苦しんでいます。 周囲の人は「一緒に治していこう」というような姿勢で、受診をすすめるようにしましょう
■注意事項
・少しでもこころやからだに異常や不安を感じたら、迷わず病院に行くことをオススメします。
・医薬品は、医師・薬剤師の指示に従い、個人の責任においてご使用ください。
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